定期預金の上手な活用方法
定期預金の上手な活用方法を考える上で、その預けようとしている資金の性格を十分に把握することがまず必要です。
資金運用する場合の前提条件として、期間、目標利回り、リスク許容度が必要です。例えば、1年以内の公的資金の運用や大企業の納税準備金の運用等は3ヶ月定期か6ヶ月定期しか選択肢は有りません。 個人の場合でも、住宅資金や子供の教育資金の様にリスク許容度の低い資金の運用の中心は定期預金です。
一方でオーナー企業や中小企業の剰余金の運用や学校法人や宗教法人の資金運用の様に、ある程度のリスクが許される資金の運用の場合は、分散投資で運用することに成ります。1/3を定期預金、1/3を国債、1/3を国内株式という分散投資です。この場合、定期預金と国債は元本保証ですから、リスク資産は株式だけです。ここで大事なことは運用資金のリスク許容度を考慮して、安心安全な定期預金の運用比率を決めることです。
もう一つの分散投資の考え方は全ての資金を定期預金で運用しますが、その内訳を普通銀行の定期預金1/3、ネットバンクの定期預金1/3、外貨定期預金1/3というポートフォリオです。ここでのリスク資産は外貨定期預金です。この様に分散投資することによって、定期預金のメリットを上手に活用することが出来ます。
日本の個人金融資産の65%は50歳以上の中高年が握っていますから、贈与税の非課税枠の一人年間110万円の枠を利用して、定期預金で子や孫に贈与することも上手な定期預金の活用法です。


