外貨預金
1990年のバブル崩壊に端を発した資産デフレは、1992年以降は物価上昇率の低下傾向を示し1997年の消費税の増税により消費者物価上昇率がマイナスと成ってデフレ経済が定着してしまいました。
そして、日銀のゼロ金利政策によって短期金利ばかりか長期金利も低下し、10年定期預金の金利を比べても、三菱東京UFJ銀行が0.25%、東京スター銀行で1.3%、個人向け10年国債で0.77%という状況です。
この金利水準では三菱東京UFJ銀行の10年定期預金に100万円預けても、年間利息は僅か2500円に過ぎません。 これでは資金を固定するデメリットの方が大きいとも言えます。 そこで、たとえ為替リスクを伴っても金利の高い外貨預金に資金が流れているのです。
外貨預金とは円貨を米ドルやユーロ等の外貨に交換して、外貨で運用する預金のことです。 外貨預金には普通預金と1ヶ月以上の定期預金が有ります。 現在の外貨預金の金利水準は、金利の高いものでオーストラリアドルの1年定期預金で2.95%程度、南アフリカランドの1年定期預金で3.35%程度です。
しかし、外貨預金にはリスクも伴います。 最初に、外貨預金の場合は円貨を外貨に交換しますから、この時の為替レートと預金解約時の為替レートの差によって、為替損失や為替利益が発生します。
外貨預金は為替損失が発生した場合、元本を割込むことも覚悟しなければ成りません。 また外貨預金は預金保険制度の対象外ですから、金融機関が破綻した場合の保障は有りません。


